[保存版]髪のパサつきをなんとかしたい!簡単にサラサラにする方法

  • 髪のダメージが気になる
  • 髪が傷んでパサつく
  • 髪が絡まる
  • でもめんどくさいからケアしたくない

そんなお悩みはありませんか?

僕自身色々なお客様のお悩みを改善して来ましたが、ダメージに関してはかなりの長期戦になる事がほとんどです。

髪の毛は一度痛むと元には戻りませんし、ケアをしているのに良くならない

というのは皆様も体感しているのではないでしょうか?

でも、『普通に生活しているだけで髪の毛が綺麗になっていく方法』があったら知りたくないですか?

そこで、今回は髪の毛をサラサラにする為に知っておかなければいけない事と、その方法についてお話ししていきます!

最後まで見て頂くと、一生サラサラつやつやな髪の毛を手に入れる事ができますよ。


髪の毛の構造を理解してなぜ痛むのかを知ろう!

髪の毛がダメージする原因は、髪の毛の構造を理解すると分かりやすいです。

髪の構造を理解すると普段の意識が変わるので、綺麗な髪の毛への近道となります。

すこし専門的な話になるので、スタイリストのパンダ君、アシスタントのブタ君、お客様のひつじちゃんと一緒に学んでいきましょうー!

スタイリスト
スタイリスト

写真のように髪の毛は3層構造になっているよ

アシスタント
アシスタント

他にもCMC(細胞膜複合体)やマトリックス(間充物質)というものもあるよ

キューティクルとコルテックスとメデュラ…CMC

難しくてわからないよー

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

大丈夫、簡単に説明するね

スタイリスト
スタイリスト

コルテックスは小さな細胞が、マトリックスという接着剤でくっつきあって出来ているんだよー

アシスタント
アシスタント

コルテックスを簡単に言うと、ゆで卵の白身のようなものだよ。茹ですぎると硬くなるように、髪の毛も熱を入れすぎると硬くなるんだー

なるほど、健康な髪の毛はゆで卵みたいにぷるぷるで弾力があるんだね!!

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

そんな感じだよ。それを外からコーティングしているのがキューティクルっていうよ

アシスタント
アシスタント

キューティクルは栄養が外に出ないように守ってくれているんだよ、茹で卵で言う殻に当たる部分だよ

キューティクルって8層構造になってるんだ!一枚だと思ってたよー

じゃあ、キューティクルが剥がれると中の栄養が抜けちゃうから髪が痛むって事なの?

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

そうだよ。でもキューティクルが剥がれるのはCMC(細胞膜複合体)が傷つくからなんだー♪

スタイリスト
スタイリスト

さっき説明したコルテックスやキューティクルを、すべてつなぎ合わせてくれているのがCMCなんだ

スタイリスト
スタイリスト

カラーやパーマで髪が痛むのは薬剤がCMCを通るときに傷ついてしまうからなんだよー

CMCがなくなったら髪の毛がくっつかなくなっちゃうよね?バラバラになっちゃうって事??

お客様
お客様
アシスタント
アシスタント

まさにその通りだよ。切れ毛はそれが原因なんだ♪

スタイリスト
スタイリスト

ここまで勉強したからあとは分かりやすいよ。一応ブタ君まとめてもらっていい?

アシスタント
アシスタント

はい!CMCが傷ついて、キューティクルが剥がれると、髪の中の栄養がぬけちゃうから絡まったり、乾燥してぱさぱさになるんだよ♬

じゃあ髪の毛が痛むのはカラーとパーマが原因なんだね

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

それも原因の一つだけど、他にもあるよ


髪の毛がダメージする原因は大きく分けて4つある

アシスタント
アシスタント

カラー剤やパーマ剤はアルカリ剤だから、Phがアルカリ性に傾く事でダメージの原因になるんだ。

パーマとかカラーをして痛むのはアルカリのせいなんだね…

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

うん、だから僕たちは髪のダメージに合わせてアルカリの量を調整しているんだ

アシスタント
アシスタント

僕たちみたいに髪を大切にしてくれる美容師に任せる事が一番大事だよ♪

夏場に髪がキンキンに明るくなるのは、紫外線のせいなんだね

お客様
お客様
アシスタント
アシスタント

うん、おまけにメラニン色素がなくなると髪の毛の中に空洞ができて、外と中の両方で痛むんだ

スタイリスト
スタイリスト

だからお肌のUVケアだけじゃなくて、髪の毛のUVケアも必要だよ♩

私縮毛だから毎日アイロンしてるよー泣

お客様
お客様
スタイリスト
スタイリスト

毎日アイロンをするなら、縮毛矯正をかけたほうが痛みが少ない場合もあるよ

アシスタント
アシスタント

もしアイロンするなら160°以下の温度で、ヒートケアオイルをつけるとダメージ予防ができるよ

スタイリスト
スタイリスト

お風呂上がりにタオルでわしゃわしゃしすぎたり、絡まった状態でクシを入れるのも良くないんだよ

私毛質的にお風呂上がりは絡まるの。だからくしでガシガシとかすんだけど、良くないね

お客様
お客様
アシスタント
アシスタント

その場合は、とかす前に洗い流さないトリートメントをつけて手櫛でとかしてから、クシを使うといいよ♪

なんか綺麗になれる気がしてきたかも

お客様
お客様

さぁ、いかがでしたか?

  • 髪の毛がどういう構造で、それぞれどんな役割があるか
  • 髪の毛が痛む原因にはどんなものがあるか

が、ここまでで理解できたと思います。

このように、痛む原因は日々の生活の中に隠れています!生活習慣を見直すだけで、『何もしていないのに綺麗』を実現出来ますよ


傷んだからトリートメントをする!は間違い?真のヘアケアとは!

まず、『傷んでいるからトリートメントをする!』という感覚を捨てて

『傷ませない為にトリートメントをする!』とアップデートしてみてください

サロンでシステムトリートメントをしてみたり、お家でいろいろつけてみても、時間がたつとまたパサつく…

それは一度痛んだ髪の毛は元に戻らないからです。

カラーをしても色が抜けるように、トリートメントをしても栄養が抜けては本当の意味で綺麗になったとは言えません。

そもそも、傷まなければ栄養は留まったままですし、トリートメントをして補修する必要もないのです!

しかし、そう簡単ではありません!必ずダメージはあります。

ただ、傷ませないように意識すれば、必要以上の栄養補給は必要ないと断言します!

傷んだ髪を補修するのがヘアケアと言うのではなく

傷ませない為にする全ての事こそ、真のヘアケアといえます。

前章で、ダメージの原因は大きく分けて4つある!という事を説明しましたが

それぞれに痛ませない為の対策があります

冒頭でもお話しした通り、一度痛んだ髪の毛を元に戻す事は至難の技なので、痛ませないように伸ばしていくのですが、これがかなり長期戦になります。

ダメージする4つの原因をさらに分けると、『美容室でのダメージ』『生活上でのダメージ』の2つに分かれます

美容室でのダメージは、正にお客様の髪を大切にしてくれる美容師に出会う事。

せっかく日頃から痛まないように気を使っていても、美容室での薬剤施術で全て水の泡になってしまう事もありえます。

『髪の毛や薬剤についての知識が豊富な事』

『お客様の髪を丁寧に扱う事』

この二つの条件を満たしている美容師に任せましょう。

生活上でのダメージは、

『シャンプーやコーミングなどの摩擦ダメージ』

『ドライヤーやコテなどの熱ダメージ』

『紫外線によるダメージ』

の3つですが、それぞれの対策を日々の生活に落とし込む事が大切です。

それを習慣化すれば、気づけば髪が綺麗になっていた!というレベルで髪が変わっていきますよ。

通うだけで綺麗になるオートビューティーシステムの真髄はここにあるのです

では、実際に何をしたら良いのでしょうか?

以下で解説していきます


ヘアカラー やパーマなどによるダメージを抑えるポイント1つ

毎日の生活で蓄積されていくダメージよりも、遥かにダメージするのが美容室での薬剤施術です。

正直、ここでのダメージは美容師の知識や技術に左右される部分が9割です。

お客様の髪の毛をいかに大切に思ってくれているかで、痛み方に天と地の差が出てきます。

なので、しっかりと美容師を見極めて任せる人を決めると良いでしょう

しかしその中で、お客様側でダメージをコントロールする方法が一つだけあります。

・ダメージを抑える為の予防ケアをする事

これは、トリートメントをしてくださいね。

ということではありません。

「髪の毛のダメージは気になっていないしいいかな・・・」

とよく言われる事がありますが、知っておかなければいけない事は

『カラーやパーマをすると、必ず今よりも痛みますよ』

という事です。

先ほどお伝えしたように、痛んでからトリートメントをしても元に戻る事はありません。

痛まないようにケアをする事が、真のヘアケアとなります。

なので、カラーやパーマをして痛んだ髪の毛にトリートメントをするメニューではなく

カラーやパーマの『ダメージを最小限に抑える予防トリートメントをして頂く』事がとっても重要です!

今では、薬剤に混ぜる事で最大94%の薬剤ダメージをカットできる物もあるので

是非痛ませない為の予防ケアをしてみてくださいね。

シャンプーやコーミングなどによる摩擦ダメージを抑えるポイント3つ

シャンプーは洗浄力の強いものを使う事で髪の毛の栄養が抜けてしまったり、洗うだけでガサついて摩擦のダメージを受けやすくなってしまいます。

お風呂上がりに髪をとかす際、クシでガシガシととかしてしまう習慣がある方も、順番を変えるだけで摩擦ダメージをゼロに近くできますよ!

摩擦ダメージを抑えるポイントは3つ!

  • 石油系の安価なシャンプーを、もう少し優しい成分が配合されたものにランクアップしてみる
  • リンスやコンディショナーではなく、1番補修力のあるトリートメントにしてみる
  • クシでとかす前に、洗い流さないトリートメントをつけて手櫛でほぐす

・石油系の安価なシャンプーを、もう少し優しい成分が配合されたものにランクアップしてみる

市販の物は広告費に多額の資金を投入している為、原価を安く作っています

当然安い材料を使うのですが、洗浄成分が主のシャンプーですので安い石油系のものでは髪の毛にいいとは言えません。

市販のものは洗浄力が強く髪がパサつくのですが、それを改善するために質感調整剤を多く使っているため手触りは抜群です。

しかし実際には髪の毛の中の栄養が抜け、スカスカになってしまっている事がほとんどです

なるべく髪の毛に優しいものに変えてあげることで、綺麗な髪の毛を手に入れる近道になりますよ。

・リンスやコンディショナーではなく、1番補修力のあるトリートメントにしてみる

リンスやコンディショナーなどにはそれぞれ特徴があります。

リンス=髪の毛の表面を整えるもの

コンディショナー=少し髪の内部を補修しながら、髪の表面を整えるもの

トリートメント=髪の内部もカバーし表面も整えてくれるもの

市販されているものでも、リンスとトリートメントでは用途が全く違いますので、なるべくトリートメントを選ぶようにしてみましょう。

・クシでとかす前に、洗い流さないトリートメントをつけて手櫛でほぐす

お風呂上がりに髪をとかしてから、洗い流さないトリートメントをつける方が多いと思いますが、絡まった状態にクシを入れると摩擦で痛んでしまいます!

ここでは先にクシでとかすのではなく、洗い流さないトリートメントをつけてからとかす事で、ガシガシではなくスルスルと通るようになります。

とかす順番を変えるだけで、摩擦ダメージをかなり抑える事ができますよ。

ドライヤーやアイロンなどの熱ダメージを抑えるポイント3つ

入浴後はドライヤーをしますし、朝出かける前にはアイロンやコテを使います。

これは必ず毎日行う事ですが、少しずつダメージが蓄積していきます。

熱ダメージを抑える為のポイントは3つ!

  • なるべく低温なものをチョイスする
  • 長い時間熱を当てない
  • 熱保護のアウトバスをつける

・なるべく低温なものをチョイスする

ドライヤーの熱は風の噴出口で120度

アイロンやコテは大抵の人が180度〜200度で使っている方が多いです

毎日のダメージを低減する為には

ドライヤーはなるべく低温な物を、アイロンは温度調節機能のある物を選びましょう

アイロンやコテの温度は高くても、160度以下で設定しましょう!

高い温度はカールがしっかりつくと言うメリットはありますが、すぐに毛先がパサパサになってしまいますよ。

・長い時間熱を当てない

目安として、180度のアイロンでは10秒間当て続けると髪が死ぬと化学的に証明されています。

1秒を10回と10秒を一回では天と地の差がありますので、まずは余り長く当てないことを意識してください

コテを使う際、巻いた状態で時間を置くのはNGです!長く当てれば当てる程髪のダメージは進行します!

巻いたらすぐに外すように意識してみて下さいね

・熱保護のアウトバスをつける

ドライヤーで乾かす前に熱保護のトリートメントをつけることで、コテやアイロンの熱から髪の毛を保護することができます。

一般的にはヘアオイルなどが有名ですが、最近では熱を当てる事で発生するラジカルという、ダメージの元になる物を跳ね返してくれるミストタイプのアウトバストリートメントが登場しています。

髪の毛の中に浸透するので、ミストとオイルを併用する事でより効果を得られるので、是非使ってみてくださいね

紫外線によるダメージを抑えるポイント2つ

生活していれば必ず太陽の陽を浴びる事になります。

夏になると髪の毛の表面がキンキンに明るくなってしまったり、毛先がバサバサになったり

日頃から紫外線を浴びている人にとっては、シャンプーやドライヤーなどによるダメージよりも大きいものとなってしまいます

紫外線によるダメージを抑える為のポイントは2つ!

  • なるべく紫外線に触れないようにする
  • 髪の毛の日焼け止めを使う(UVケア)

・なるべく紫外線に触れないようにする

例えば帽子をかぶる場合、帽子をかぶっている部分はそこまで痛まないけど、帽子からはみ出している部分はバサバサになる。

といった経験や、そのような状態になっている方を見た事はありませんか?

このように紫外線の当たらない部分は健康な状態を保てますが、紫外線を浴びている部分は100%ダメージを受けます。

こういった事がないように、頻繁に外出する方は帽子をかぶってなるべく髪の毛を紫外線に当てない事。

帽子ではカバーできない部分もありますので、紫外線の強い日は日傘などの使用はマストです!

なるべく陽の光を直接受けない事も効果的です!

曇りの日でも紫外線は多いので、晴れていなくても太陽を避ける事を意識すると、髪の毛の状態はかなり良くなっていきますよ

・髪の毛の日焼け止めを使う(UVケア)

日傘や帽子などを使いたくない!

そんな方はUVケアのできるヘアケア剤をお勧めします。

一般的には夏場になると、美容室でUVケアスプレーや、UVカットのできるアウトバストリートメントが販売されます。

ですが、紫外線は年中あるので、帽子や日傘を使わない方は年間を通しての使用をオススメします。

手軽でオススメなのは、UVケアスプレーを鞄の中に常備しておくのがいいと思います。

アウトバストリートメントとの併用で効果は高まりますが、いろいろな効果効能の商品がある中で、UVケアに対応しているもの以外でいい商品がある場合もあります。

日々のケアで、自分のお気に入りのものがある場合は、やはりUVケアスプレーがオススメですよ!

ARIMINO SPRINAGE UV SHOWER SPF50+ PA++++

個人的にお勧めはこちら

ヘアスプレーで紫外線防止効果がここまで高いものはなかなかないです

使用した感想としては、ベルガモットラベンダーの香りで主張しすぎない香りなので周りに臭いと言われない事と、日焼け止め特有の匂いがしない事はかなりおすすめ。

霧も細かいので顔などについても嫌な感じがしません、ついでに全身使えちゃいますので、髪ではなくサッと顔や腕につけられます。


まとめ

お疲れ様でした。

簡単にまとめると、

髪の毛の構造を理解する事で、なぜ痛むのか?

では、痛む原因にはどんなものがあるのか?

さらに、その原因に対してどうすればいいのか?

という事をお話しさせていただきました。

実践してみれば、めんどくさい事は一つもありません

日々の生活で行っていた習慣をかえるだけで、髪のパサつきを抑え、ツヤサラな髪の毛が簡単に手に入りますよ!

是非実践してみてくださいね。

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